※下記内容につきましては令和4年3月の記事であり、令和3年12月24日閣議決定の『令和4年度税制改正の大綱』に基づき説明させていただいております。予めご了承の程宜しくお願い致します。
注文住宅を計画する上で外せない『住宅ローン減税』
注文住宅をたてる場合には(正確には住宅ローンを組んで注文住宅を建てる場合には)一定の割合で税金がかえってきます。住宅を新築する場合にはいろいろとお金の不安があるものです。よく聞かれる内容としては『住宅を建てると(賃貸と違って自分が所有者となると)固定資産税を払う必要があるので払っていけるか心配・・・』という事があげられます。
その様な場合の考え方の一つに住宅ローン減税による還付金をその支払いにあてるという考えがあります。そこで今回は住宅ローン減税についてあとめていきます。
問① どのようなスケジュールの人が還付を受けれるの?
Ans.令和4年から令和7年までに新築した住宅に入居した方が対象となります。
問② 入居する年によって還付金の上限はどうかわるの?
Ans.①一般的な注文住宅は下記の通りです。
居住年 | 借入限度額 | 控除率 | 控除期間 |
令和4年、令和5年 | 3,000万円 | 0.7% | 13年 |
令和6年、令和7年 | 2,000万円 | 0.7% | 10年 |
Ans.②特別な認定を取得した注文住宅は下記の通りです。
居住年 | 借入限度額 | 控除率 | 控除期間 | |
長期優良住宅 |
令和4年、令和5年 |
5,000万円 4,500万円 |
0.7% | 13年 |
ZEH住宅 |
令和4年、令和5年 令和6年、令和7年 |
4,500万円 3,500万円 |
0.7% | 13年 |
省エネ基準適合住宅 | 令和4年、令和5年 令和6年、令和7年 |
4,000万円 3,000万円 |
0.7% | 13年 |