令和4年は注文住宅を建てると補助金がもらえます
マイホーム建築又は購入を検討される方にお得な制度がはじまります。その名も『こどもみらい住宅支援事業』というものです。ポイントを以下にまとめましょう。
だれがもらえるの?
ANS! 下記の2点を満たす方です。
①”子育て世帯”(2003年4月2日以降のお子様がいる世帯)つまり申請時点で19才以下のお子様がいる世帯または”若者夫婦世帯”(夫婦いずれかが1981年4月2日以降生まれの世帯)つまり申請時点で41歳以下生まれの世帯。
②”こどもみらい住宅事業者”と工事請負契約を締結して住宅を新築する方。
どんな性能の住宅が対象なの?
ANS! 使いやすい性能としては下記のいずれかの性能の住宅です。
①ZEH住宅(補助金100万円)
②認定長期優良住宅(補助金80万円)
③断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅(補助金60万円)
申請、工事のタイミングの関係は?
ANS! 基礎工事完了のタイミングで申請を行います。遅くとも2022年10月31日までに申請が必要となります。その後完了報告というのが必要となります。こちらは2023年5月1日までとなります。
POINT!
新しい補助金の制度となりますので、注文住宅を建てる際には出来る限り利用して少しでもマイホーム資金の負担を減らしたいものです。ココで問題となるのは『どの性能の住宅で補助金を得るか?』という事。それぞれの申請にはもちろんその性能を有する為の工事のコストアップと申請する為の証明書等のコストがかかります。よって『一番お金の面で得をするのは?』という問いに対しては
断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅を建てて60万円の補助金を得る
というのが賢い選択と思います。なぜならそれ以上の性能を得るには、例えば注文住宅を長期優良住宅で建てる場合の申請費は一般的に30万円程度の費用が必要となります。これは断熱等性能等級4の補助金と比較して上乗せされる補助金の差額の20万円を上回ってしまいます。ZEH住宅についても、こちらは工事費と申請費で少なくとも補助金の差額40万円以上の費用が必要になると思いますので、結果的に60万円の補助金をもらえる性能にとどめるのが、お金の面では一番得をするのではないでしょうか。
もちろん増額されるコストや申請費等については住宅会社によって様々なので、必ず住宅会社に確認した上で判断していただくようお願い致します。